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私は九楼撫子。「秋霖学園」に通う小学6年生。
またこの夢を見ている――。なぜか大人の姿で「壊れた世界」をさまようリアルな夢。


2010年、秋。
撫子は幼馴染の加納理一郎、転校生の海棠鷹斗、そして央、円、寅之助、終夜たち6名と共に一ヶ月間、特別授業を受けることになった。新任教師の神賀旭が言うには、協調性を養うためらしい。当初は四苦八苦しながら課題に挑んでいた撫子だが、特別授業を通じて得た経験に、かけがえのない一瞬を感じていた。一方、毎日見る「壊れた世界」の夢は日に日に鮮明になり、ついには夢で会った人物と現実で邂逅するようになる。彼は夢の中で撫子を哀しい目で見つめながら、言っていた。

「必ず、助けに行く。……なにがあっても。お前を、助けに行くから」

迎えた運命の日。様々な人物の思惑が裏で交錯する中、何者かの手によって周囲の時間が止まり、撫子の意識は別の世界に連れ去られてしまう。目覚めた撫子が目にしたのは、鏡に映る大人になった自分の姿と、夢で見ていたはずの「壊れた世界」。その世界は、反政府組織・有心会と政府クロックゼロが敵対しあう荒廃した未来だった。政府が「九楼撫子」を狙っていることから有心会の人質となった彼女は、どこか見覚えのある面影の青年たちを通して自分がこの世界に連れて来られた意味を探していく。
動き始める世界。混乱する撫子は、子供の頃から唯一の味方だった幼馴染との再会に希望を抱くが――。

「世界を敵に回しても、お前がオレの味方でいてくれるって言うなら。オレは……」

――遠い昔の約束を胸に、今、運命の歯車が廻り出す。
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